智辯和歌山10-9享栄

智辯和歌山109享栄
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昨年夏から享栄を率いる大藤敏行監督(中京大中京で全国制覇)がどんなチームを作っているのかを見たくて、智辯和歌山におじゃました。
試合前ノックで、智辯和歌山の中谷監督は非常にノックがうまいと感じました。
試合は、大接戦となったが、109で智辯和歌山が硲選手の代打逆転満塁弾で勝利した。
 
うれしかったのは、ケガで春季近畿大会を欠場していた根来選手が復帰していたことだ。
センバツでも体調不十分だったのか、手打ちになっていたが、よくなってきていると感じた。
 
投手陣は、池田陽佑投手がプロ注に成長し、球威を上げている。
しかし、まだ、球が少し高いと感じた。享栄の3番が好打者だが、注意しなければいけない3番に甘い高さのストレートを投げ、2本ホームランされた。
3番手で小林投手が登板した。小林投手は、少し調子を落としているように感じた。日本ハムに入団した吉田投手のような回転の球を投げる資質があると思うのだが、2死から不運な当たりをきっかけに四球をはさんで2死満塁のピンチをつくり、4番に満塁弾を浴びた。セットポジションのときに甘い高さに行ってしまう時があると感じた。もっと、低めの制球力を上げてほしいと願っています。
満塁弾は、真ん中ちょっと外寄りのストレートだったのではないでしょうか。ピンチに思い切ってインコースに速球を投げ込みファールでカウントを稼ぐ時と、変化球から入って追い込むときがあってよいのではないでしょうか。
速球投手のとき、打者は振り負けまいとストレートにタイミングを合わせていることが多い。このときに甘いストレートは怖い。変化球で入るか、ストレートなら初球から勝負のつもりで思い切り投げないと(カウントを取りに行くのではなく)いけないと思います。
4番手、池田泰騎投手は、センバツの時と比べ腕を振って投げ、状態が上がっていて楽しみです。逃げる球よりも内に食い込む球を多めに使ってほしいと感じました。
5番手、大林投手は、ほとんどの球が低めに集まり、一番伸びていると感じました。たまにベルトより高めに来るストレートがありましたが、それは、高めで空振りをとるために狙って投げている球で、内外角、高低をうまく使っていました。
東妻選手や硲選手のホームランを見せていただき、黒川選手、西川選手、徳丸選手、根来選手らの好打も見ることができ、幸せな休日となりました。
東妻選手はホームランの打席の時、ちょっとバックネット裏の私のほうを見ました。その直後に左中間に120m以上のライナー性のホームラン。さすがです。
あと、池田陽佑投手は打撃も良いと感じました。2000年の山野選手のような活躍を期待したいです。
智辯和歌山の選手たちが(智辯和歌山に限らないですが)青春を野球に賭けているところが頼もしく、最高に素敵です。