東海大甲府、大会前に部員不祥事、当該選手外し出場

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春季高校野球 山梨大会
東海大甲府71増穂商
東海大甲府は、昨夏の県決勝以来の公式戦登板となる右腕・小野寺瑞生が、613を投げ、4安打7奪三振無失点。増穂商に71で勝利し、2季連続県制覇へ好発進した。
  昨秋王者・東海大甲府が波に乗り切れないなかでも、底力を見せた。初回に犠飛で1点を先制すると、3回に故障者に代わって出場した9番・寺島健太中堅手が、5回は4番・山本将大捕手が本塁打を放ち、5回までに5得点。残塁9、連打なしとリズムを欠いたが、村中秀人監督(59)は「山本だけでなく寺島のように新しい選手が打ってくれた」と、新戦力をたたえた。
  マウンドでは昨夏以来の公式戦登板となった右腕・小野寺がこの日最速139キロを記録した直球を軸にカーブ、スライダーを織り交ぜ好投。「やっぱりマウンドは気持ちいい」と汗をぬぐった。
  大会前に野球部員の喫煙が発覚し日本高野連から注意を受けた。出場辞退の可能性も残すなか、話し合いを重ね、該当選手をメンバーに含めずに出場を決めた。村中監督は「ここにいるのは真面目に一生懸命やってきた選手たち。その思いを受けとめたい」と胸の内を明かした。
  小野寺は「僕たちはまだ甲子園に行ってない。最後の夏、自分があのマウンドに立ちたい」と意気込む。主将の二村航多遊撃手も「今は一生懸命野球をやるだけ」と短い言葉に決意を秘める。