春季九州大会準決勝結果

春季九州大会準決勝結果
 
決勝は九州国際大付と明豊 九州地区
 
  九州国際大付(福岡)はエース下村が初出場の未来沖縄を相手に粘りの投球を見せて逆転勝ちを呼び込んだ。明豊(大分)も今春のセンバツ大会出場の東筑(福岡)に逆転勝ち。相手エースの石田を打ち崩した。
 
準決勝
 未来沖縄(沖縄)
 000100000◆1
 00001100×◆2
 九州国際大付(福岡)
 (未)宜保-石原(九)下村-戸高▽二塁打 知念(未)安永、中川壱(九)
 
 明豊(大分)
 020003301◆9
 001020013◆7
 東筑(福岡)
 (明)寺迫、高山-若杉(東)石田、林-北村、野口▽本塁打 管、野辺、浜田(明)▽二塁打 野辺、若杉2、管(明)北村、和久田(東)
 
エースの役割を果たした九州国際大付の2年生右腕・下村
  不調にも、味方のミスにも動じることなく踏ん張った。九州国際大付の2年生右腕・下村が1失点完投とエースの役割を果たした。
  最速144キロの直球が、この日は130キロ台中盤と本来の球威が戻らない中、懸命にしのいだ。一、二回と先頭打者を出したが、後続を断つ。四回にスクイズで先制を許し、さらに五、六回も味方の失策でピンチが広がったが、ともに切り抜けた。
  不調でも「原因は探さない」という。修正することばかり意識して失点を重ねては意味がない。球威がなくても丁寧にコーナーを突き、新たに使い始めたスライダーを低めに集めて切り抜けた。「調子が悪い中で抑えられて自信になった」と胸を張った。
  1回戦は東明館(佐賀)相手に11奪三振、1失点完投。この日も2年生らしからぬ粘投に、楠城監督は「だんだんエースらしくなってきた」と目を細める。伸び盛りの16歳は日々、急成長している。
 
明豊が東筑の石田を攻略
  昨夏と今春の甲子園で先発登板した東筑の石田を、明豊が攻略した。1点を追う六回2死一、三塁、左の大平が中堅左に逆転の2点適時打。外寄りの甘い直球を逆方向へライナーで運ぶお手本のような打撃に、大平は「甲子園で投げている投手を打てて自信になる」と笑顔。「野手は5点以上、投手は5点未満」がテーマの打撃のチームで、「九州を制して夏への自信を付けたい」と意気込んだ。