智辯和歌山vs富山商

イメージ 1
 
 智辯和歌山の代名詞・豪打にふさわしいクリーンアップだ。4年ぶり12度目出場の智辯和歌山は、高校通算33本塁打の3番・林晃汰内野手、25本塁打の4番・文元洸成内野手、25本塁打の5番・冨田泰生外野手の計83発トリオをそろえた。最大の注目は、歴代最多37度目の甲子園出場となる高嶋仁監督(71)が「(智弁和歌山の歴代打者で)間違いなく1
2 位」と絶賛する林だ。
  昨夏の和歌山大会中に右肘を疲労骨折し、甲子園が終わってから手術をした。昨秋は公式戦に出場できなかったため「(チームメートに)連れて行ってもらう甲子園なので、一つでも多く勝って、優勝できるような打撃ができれば」と、本塁打への欲は胸の中に秘める。
 
  昨年4月に就任し、阪神、巨人などで活躍した中谷仁コーチ(38)は「(林のような)打撃力があったら、プロで3億円とか5億円は稼げていた。柔らかさも力強さも飛距離もある。ゾーンに入る集中力がある」と、潜在能力の高さを評価する。「2月上旬には、シート打撃でも手がつけられないぐらい打っていた。林が(四球で)歩かされた時に、45番が打ってくれるかに懸かっている」と、高嶋監督は文元と冨田にハッパをかけた。
1年から主軸を務める文元は「4番は渡したくない。大阪桐蔭に勝たないと優勝できない」と、この1年の公式戦で3連敗したV候補への雪辱を誓った。昨夏の甲子園(沖縄・興南との1回戦)で林とともにアーチをかけた冨田は「本塁打を打ちたい。最終ゴールは優勝」と意気込む。3人の打棒が猛威を振るえば、おのずと24年ぶり2度目の頂点が見えてくる。