「都市鉱山」

「都市鉱山」
今「都市鉱山」が注目を集めている。
レアメタルの生産で圧倒的な地位を占める中国が日本への圧力を強める中、日本は、独自の技術で、中国産レアメタルを輸入することなくレアメタルの調達を実現する努力をしている。
IT機器や工場から出る廃棄物のなかに金やレアメタルが大量に含まれていて、日本では、廃棄物から非鉄金属やレアメタルを回収する技術が洗練されてきている。
 
 「都市鉱山」とは、廃棄されようとしているパソコンをはじめ家庭電化製品に使用されている非鉄金属に注目し、その回収率をレベルアップすることを目指す言葉だ。
「ルテニウム」というレアメタルは大容量ハードディスクに不可欠な材料であり、2006年に1年間で価格が9倍に高騰した。ところが、茨城県のフルヤ金属工業が「ルテニウム」の再生工場を20071月に稼働させ、既存工場とあわせると「ルテニウム」の世界需要の50%を供給する体制を整えた。
すると、1年間に「ルテニウム」の価格は半値以下に下がった。フルヤ金属工業の「ルテニウム」再資源化の取り組みがルテニウム価格に劇的な影響を与えた。
地下資源に恵まれない日本は、このような頭と技術を使った革新が必要だ。
「粗大ゴミ」ではなく「廃棄物は宝の山だ」という意識を国民にもっとPRし、意識を高めていく必要性を感じています。 .