楪(ゆずりは)

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楪は、常緑樹でお正月の飾りにも用いられる。
楪は、初夏に新しい葉に生え変わったら、古い葉は「後は頼んだよ」といった具合に散っていくことから「譲る葉」から「ゆずりは」と呼ばれるようになった。
 
親から子への世代交代。昔は、家系が絶えることなく続くことを重要視していたので、たいへん縁起が良い木とされていた。
家系にとどまらず、人類も、多くのものを譲り受けて、この世に生まれ、また次の世代に譲っていくという営みを繰り返してきている。
譲る心と譲られる心、その受け渡しが、果てしない人間ドラマを支えてきたといえるのではないだろうか。