フカヒレ

フカヒレ
 
マグロ類保存国際委員会は、サメの一部を絶滅危惧種として全面禁漁を含む
漁獲制限を始めることを決定した。
 
海のギャングと恐れられるサメを、なぜ、大西洋で漁獲制限しなければならないか
というと、そこには、フカヒレとしての需要が高まっていて、サメの乱獲が背景
としてある。
 
 
 大西洋地域で新たな禁漁対象となったのはメジロザメの1種と、シュモクザメの6種。シュモクザメはほぼ全面禁漁になる。
これまで同地域には漁業規制がほとんどなく2008年、130万匹のサメが
捕獲されていた。
 
サメのヒレをフカヒレとして好んで食べるのは中国人だ。
中国でフカヒレが食べられだしたのは明時代以降。
フカヒレをスープの具として使う料理や、ヒレの形のままじっくりと煮込む料理がある。ジンベエザメ、ウバザメのものが最高級とされている。
 
日本は世界有数のフカヒレ生産国であり、その起源は江戸時代に始まる。
18世紀に江戸幕府老中となった田沼意次は長崎貿易において
それまで輸入過多であったものを輸出に力を入れ、長崎貿易の黒字化を図った。
輸出の主力品としてフカヒレ、ナマコ、アワビは中国(明、清)へ輸出された。
 
現在は、気仙沼産が最も多く評価も高い。
気仙沼産は、マグロ延縄漁業で延縄にかかったサメをフカヒレに加工したものである。
近年、遠洋漁業にフィリピン人やインドネシア人を多数雇用し、日本漁船が
フィリピンやインドネシアに寄航する機会が増えた。
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