「ヴィジョン」

「ヴィジョン」
 
コルシカ島の貧乏貴族の出身であったナポレオンは、
親から学費を出してもらえないため学費不要の士官学校に進学し、
成績もとても優秀とはいえなかったが、唯一、砲術だけは得意であったようだ。
 
ところが、1789年、フランス革命が起き、人権宣言が発表され
「人は生まれながら自由で平等な権利を持つ。社会的な区別は、
ただ公共の利益に関係のある場合にしか設けてはならない。」(第1条)
と宣言された。
 
これを聞いたヨーロッパの国々はいっせいにフランスを攻撃し
絶体絶命のピンチに陥ったフランスを、百発百中の砲術で
救ったのがナポレオンだった。
 
 
いっぽう、日本では、1867年、江戸幕府が崩壊し、
没落して貧窮にあえぐ士族の家の少年は、学校に通うことが出来ず
16歳まで銭湯の風呂たきをしていた。
 
ところが、少年に「大阪に無料の学校が出来た」という耳寄りな情報が
入った。
この情報をもとに松山の貧乏少年・秋山好古は大阪師範学校へ通い、
後に陸軍士官学校に進んだ。
弟の秋山真之は東京にいる兄を頼って、海軍兵学校に進学した。
 
いずれの学校も授業料はタダであり、このような学校がなかったら
日露戦争の結果もかわっていたかもしれない。
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